2025年01月23日

ダイナ・ワシントン・ウィズ・クリフォード・ブラウン

大寒の中,暖かい日が続いており,大雪に泣いた市民は安どしています。

今朝の1枚,「ダイナ・ワシントン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」にしました。

写真家バート・スターンが撮った1958年のニューポートジャズ祭のノンフィクション映画「真夏の夜のジャズ」で,アニタ・オ・デイのスウィート・ジョージア・ブラウンの熱唱が語り継がれていますが,彼女のあとのダイナ・ワシントンのオール・オブ・ミーも素晴らしいものでした。

若くして亡くなったクリフォード・ブラウンが女性シンガーと共演したLPが3枚あります。
①ヘレン・メリル,②サラ・ヴォーン,③ダイナ・ワシントンとのものです。
先日,midoriさんと立ち寄ったジャズバーでサラ・ヴォーンをかけてもらったので,他の2枚を聞いていきたいと思います。

ダイナ・ワシントン.JPG

ダイナ・ワシントンvo, クリフォード・ブラウンtp,クラーク・テリーtp,メイナード・ファーガソンtp,ハロルド・ランドts,ジュニア・マンスp,マックス・ローチds 1954.8.14ロサンゼルス エマーシー録音(モノラル)

クリフォード・ブラウンを中心としたトランペット3本にテナーサックス,ジュニア・マンスの味わいのあるピアノなどジャムセッションにダイナ・ワシントンの歌が加わった迫力満点のライブ録音です。
メイナード・ファーガソンといえばハイ・ノートが売りですが,たっぷり聞かせてくれます。
エマーシーにはクリフォード・ブラウンとマックス・ローチがリーダーとなったLPが多数ありますが,日本盤ではクリフォード・ブラウン・コレクションとして出ていました。

米盤タイトルは「Dinah Jams」ですが,Dinah Washingtonでないのはなぜか,英語力のない私には理解できません。7回結婚したという彼女のそのうちの名の一つだったのか?それにしてもジャケット下の方にfeaturing Dinah Washingtonとあります。

ダイナ・ワシントンの圧倒的歌唱力とジャム・セッション・バンドが迫力満点です。






posted by hit at 06:45| Comment(1) | 夜明けのJazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月21日

はた善2025.1.20

1月20日大寒です。暦の上では一番寒い時期ですが,青森市はポカポカの+8℃,大雪のさ中ですが道路は乾いているところもあります。

大寒の中,仙台からmidoriさんがおいでになりました。
昨年11月初め以来ですから3か月ぶりでしょうか。

私が昨年末で仕事をやめたというので,midoriさんから慰労の品をいただきました。これから野山を歩き迷わないための強力なアイテムです。ありがとうございました。

いつもの通り,夜は会食,いつもの「はた善」にしました。
親方には「鍋は鮟鱇で」ということで連絡を入れておきました。

突き出しは,数の子,ワカサギの南蛮漬け,昆布巻き,煮ツブでした。

突き出し.JPG
煮ツブ.JPG


お刺身は,本鮪の中トロ,カンパチ,ソイ,アイナメの炙り,ヒラメ,ニシン
お正月直後ということもあり,親方から「田酒山廃仕込み」の竹筒の差し入れがあり,ビールと持参のワイン(マノワール・ド・ゲイ2015),料理とビール,田酒,赤ワインで少し華やかになりました。

お刺身と竹筒田酒.JPG
アノワール・ドゲイ’15.JPG

青森の寒い時期には鱈汁かアンコウ鍋ですが,今夜はアンコウ鍋です。今の時期,魚屋さんを覗くと鮟鱇が出ています。

アンコウ鍋.JPG

煮魚は,メバルの煮つけ,濃い目の味ですが,プロならではの味わいです。

メバルの煮付け.JPG

焼き物は,ブリの塩焼き,嶽キミ,八甲田牛のミニステーキでした。
嶽キミは食べ忘れました。

ブリ,嶽キミ,ミニステーキ.JPG

締めは,舞茸ご飯とシジミ汁,お漬物,おなか一杯になりました。
ワインと田酒にすっかり酔いました。

舞茸ご飯.JPG

店を出て,いつものとおり,足はジャズバー・ピアへ。
いつもそうですが,私たちがいくときは他に客は居ず,経営不安に思えます。

マスターの蘊蓄を聞き,オーディオ談義とレコードをかけて,名器パラゴンでジャズを聞きました。
そうこうしているうちに,お客さんが4,5人入ってきたので入れ替わりに退散しました。
夜が更けていました。










posted by hit at 10:09| Comment(2) | 食と酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月19日

マイルス・デイヴィス/ラウンド・アバウト・ミドナイト

青森の雪も収まりました。
大学の共通試験(かつてはセンター試験?)の時期は雪が降るイメージがあります。息子のセンター試験の日も大雪でした。
受験生の将来を左右します。やれやれですね。

日曜の朝,マイルスのラウンド・アバウト・ミドナイトに針を落としました。
この演奏は,中学校の頃,油井正一氏のNHkのラジオで聞いていたので,LPを手にしたときには感激しました。
アップでサングラスをかけたマイルスの顔が配された薄紅のジャケットが印象的です。

ラウンド・ミドナイト.JPG

マイルス・デイビスtp,ジョン・コルトレーンts,レッド・ガーランドp,ポール・チェンバースb,フィリー・ジョー・ジョーンズds
1955.10.26-1956.9.10米コロンビア録音

私の持っているLPは,モノラル録音を疑似ステレオ化したアメリカ輸入盤です。

マイルスがリヴァーサイドからコロンビアに移る最初期の録音で,マラソンセッションとして有名な録音と同時期のものです。
マイルスのミュート・トランペット(一部ミュートなしの曲あり)が圧倒的な人気を集めました。

私がこのLPでよく聞くのは,セロニアス・モンク作曲の表題曲「ラウンド・アバウト・ミドナイト」です。
若きジョン・コルトレーンのテナーサックスがうなりをあげて立ち上がります。この演奏だけでLPの価値があります。

私のラックにあるLPの中からインパクトのあるジャケットを取り出し針を落としています。
野外活動ができるまでの間,しばらく続けていきます。




posted by hit at 06:13| Comment(1) | 夜明けのJazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近の記事
最近のコメント
カテゴリ
過去ログ
2025年01月(12)
2024年12月(10)
2024年11月(13)
2024年10月(15)
2024年09月(14)
2024年08月(15)
2024年07月(15)
2024年06月(15)
2024年05月(16)
2024年04月(15)
2024年03月(15)
2024年02月(13)
2024年01月(15)
2023年12月(13)
2023年11月(14)
2023年10月(15)
2023年09月(14)
2023年08月(14)
2023年07月(13)
2023年06月(15)
2023年05月(16)
2023年04月(15)
2023年03月(10)
2023年02月(10)
2023年01月(11)
2022年12月(15)
2022年11月(14)
2022年10月(15)
2022年09月(15)
2022年08月(15)
2022年07月(15)
2022年06月(15)
2022年05月(15)
2022年04月(15)
2022年03月(16)
2022年02月(12)
2022年01月(12)
2021年12月(14)
2021年11月(14)
2021年10月(16)
2021年09月(15)
2021年08月(15)
2021年07月(15)
2021年06月(15)
2021年05月(15)
2021年04月(15)
2021年03月(10)
2021年02月(10)
2021年01月(11)
2020年12月(11)
2020年11月(13)
2020年10月(15)
2020年09月(14)
2020年08月(15)
2020年07月(15)
2020年06月(15)
2020年05月(15)
2020年04月(11)
2020年03月(11)
2020年02月(10)
2020年01月(11)
2019年12月(11)
2019年11月(8)
2019年10月(12)
2019年09月(8)
2019年08月(8)
2019年07月(9)
2019年06月(11)
2019年05月(11)
2019年04月(14)
2019年03月(11)
2019年02月(9)
2019年01月(9)
2018年12月(10)
2018年11月(10)
2018年10月(11)
2018年09月(11)
2018年08月(10)
2018年07月(12)
2018年06月(10)
2018年05月(12)
2018年04月(10)
2018年03月(12)
2018年02月(7)
2018年01月(8)
2017年12月(9)
2017年11月(9)
2017年10月(9)
2017年09月(9)
2017年08月(8)
2017年07月(7)
2017年06月(12)
2017年05月(17)
2017年04月(13)
2017年03月(15)
2017年02月(14)
2017年01月(14)
2016年12月(13)
2016年11月(15)
2016年10月(16)
記事リンク