ブルーノート(原盤は,イントロ)
195610.28,1957.1.14
アート・ペッパーas,ラス・フリーマンp,ベン・タッカーb,チャック・フローレスds
前回はアート・ファーマーの同タイトル,今朝は,アート・ペッパーで。
このLPは,「幻名盤ブーム」に終止符,イントロのアート・ペッパー遂に発売成る!! と日本盤解説にもプリントされているように,オリジナル盤は,米イントロから出ていたもので,マニアの間では数十万で取引されていたということです。
それがブルーノート盤として日本で発売され,幻の名盤に惹かれて,私も購入したことを思い出しました。
いうまでもなく,白人サックスプレイヤーとしては,リー・コニッツ,スタン・ゲッツとも異なる知性的演奏に魅了されます。
A,B両面ともにペッパーの理性とほのかなパッションを感ずるLPです。
熱狂的なファンがいたらしく,東京髙田馬場にあったジャズ喫茶「イントロ」は,このLPの原盤に由来するとか。