今日は文化の日,確か「晴れの特異日」のはずが,降水確率80~90%です。
晩秋の陽光は貴重です。
今朝の1枚はホレス・シルヴァーの「ソング・フォー・マイファーザー」です。
ブルーノート1963年10月,1964年10月録音
カーメル・ジョーンズorブルー・ミッチェルtp,ジョー・ヘンダーソンorジュニア・クックts,ホレス・シルヴァーp,ジーン・テイラーorテディ・スミスb,ロジャー・ハンフリーズorロイ・ブルックスds
ジャズ・メッセンジャーズを離れた後,自分のバンドで演奏した,ファンキーの立役者ホレス・シルヴァーの異色のLPです。

LPのタイトルにあるように,シルヴァーが父親に捧げたもので,ジャケット写真は,父ジョン・タバレス・シルヴァーです。
このLPでは,シルヴァーのオリジナル曲を4曲,ジョー・ヘンダーソンの曲2曲を演奏しています。
なんといっても全編シルヴァー節にあふれています。
A面1曲目がアルバムのタイトル曲で,シルヴァーのピアノとジョー・ヘンダーソンのテナーサックスがフィーチャーされています。
ジョー・ヘンダーソンのテナーサックスが出色です。
ブルーノートの日本盤発売にあたって,シルヴァーの最初の発売が本盤だったようです。
前回,アート・ブレイキーの「バードランドの夜」を紹介しましたが,今回は,その時のピアニスト「ホレス・シルヴァー」のLPにしました。
次回は,「バードランドの夜」でトランペットを吹いていたクリフォード・ブラウンのLPを紹介します。数ある中から2,3枚,どれにしようか迷います。