そのような中,朝,ジャズを聞きながら新聞を読みます。
さて,今朝の1枚,アート・ブレイキーの「バードランドの夜Vol.1」です。
ブルーノート1954.2.21ニューヨーク「バードランド」ライヴ
クリフォード・ブラウンtp,ルー・ドナルドソンas,ホレス・シルヴァーp,カーリー・ラッセルb,アート・ブレイキーds
アート・ブレイキーがジャズメッセンジャーズを結成したのは1955年,本盤はその1年前,クラブ「バードランド」のライヴ録音です。
この時期のブレイキー・バンドの実質上の音楽監督は,ピアノのホレス・シルヴァーで,彼の曲が演奏の多くを占めています。
そして,なんといってもクリフォード・ブラウンのtpの華やかな音が,このライヴを名盤にしていると言えるでしょう。
ホレス・シルヴァーの後にボビー・ティモンズがピアノを引き継ぎますが,シルヴァーのカラーがティモンズと一味違います。
演奏は,「ララバイ・オブ・バードランド(ジョージ・シアリング作曲)」の1節で終わります。