2016年トピックス②

いよいよ今年も大みそか1日を残すのみとなりました。
青森の天気は時折小雪が舞う寒い１日です。
例年よりも少ない雪で年を越せそうです。

トピックス①では事務室移動とオーディオシステムの話題となりましたが，私のもう一つの道楽について総括しなければなりません。

今年のトレッキングと高山植物

今年も雪解けから降雪まで，岩木山2回，八甲田田茂萢岳，井戸岳１回，そのほか，田代湿原，グダリ沼のほか眺望山は数知れず，足を運ぶたびに自然の美である高山植物に癒されてきました。
その中から２，３ショット

ミチノクコザクラ（岩木山・種蒔苗代）と沸き立つ雲海


眺望山の姫布袋蘭（上）とイワナシ（下）



田代湿原

今年もショウジョウバカマ，ワタスゲ，ヒメシャクナゲに会えました。八甲田の春の花の幕開けです。
ショウジョウバカマ

ワタスゲ

ヒメシャクナゲ


ハプニング

花の種類が代わるころを見計らって，田代湿原とグダリ沼に出かけるのですが，田代湿原での出来事です。
田代湿原には，湿原の中にポツリポツリと池塘（池みたいなもの）があります。
池塘には，近くの開拓農家が植えた睡蓮があり，それを撮ろうと近寄った瞬間，やわらかい縁が崩れ落ちてしまいました。手に取っていた一眼レフも水没，復旧不能ということで高価な痛手を受けました。これというのも自分の招いた不注意からでした。

教訓…湿原は，木道以外，足を踏み入れてはいけません。（反省）

今年の音楽

私にとって，音楽を聞くことは，小学校高学年からはまった最大の関心事でした。
小学生のころから，ラジオで，クラシックやジャズを聞いていたのです。

ビル・エヴァンス「ザ・コンプリート・ヴィレッジ・ヴァンガード・レコーディングス，1961」


大好きなジャズピアニスト，ビル・エヴァンスのこれまで発売されていたレコードやＣＤに入っていなかった部分を含む，マスターテープから直接カッティングされたＬＰが発売され，それをｍidoriさんからいただいたのです。停電で中断されて途切れた部分や演奏が終わった後の談笑まで録音されたものがそのままレコードで聞くことができます。ジャズ・ファン垂涎のレコードです。


毎年１，２回，上京してコンサートを聞くのですが，今年は，オーディオシステムに出費があったのと息子が東京にいなくなったので，足が遠のきました。
しかし，ビル・エヴァンスの新しいＬＰレコードを聞くことができました。
そして，新しくなった事務室で音楽を聞くことができて，老人の英気が養われたような気がしています。

来たる2017年も，遊び半分仕事半分の不良老人の姿勢が維持できるようにしたいと思っています。

どうか，皆様が健康で実り多い新年をお迎えになられますよう，お祈りいたします。

新年までしばし失礼いたします。

2016年トピックス①

昨日は仕事納め。仕事納めとは言っても一人だけの出前司法書士ですから，本人が出先から帰り，「今年はこれで終わり」と思えば，それが仕事納めです。

◎今年の総括
①仕事と遊び
いつもスローガンのように言っているのが，「仕事半分・遊び半分」です。仕事はほどほどに，趣味・道楽に時間を割こうというわけですが，少しは実現に向かっているかなと思います。
息子が独立した今，自分自身の楽しみをしたいと，強く自覚しています。
雪のない時期は，中毒のように手近な山を歩き，花々を愛でました。

②事務室
今年4月，我が家の1階大部分を事務室に使えるようになりました。狭い２階自室から１階に事務室の引っ越しを行いました。机・椅子や大きなプリンター，パソコン２台，ドット・プリンターなど大仕事でしたがプリンターでお世話になっている業者さんの計画の下に完了しました。
そして，複数のパソコン，プリンターなどが無線ＬＡＮでつながりました。



③マイ・オーディオ
自宅１階を意のままに使えるようになったのですが，そこは出前司法書士，お客様をお通しすることはあまりなく，そこで考えたのが，２階の狭い自室に置いていたオーディオシステムを移動することにしました。
管球式アンプ２台，レコードプレーヤーそして新たに導入したスピーカーシステム。
仕事の合間に，しばらく聞いていなかったレコードを聞こうと思い立ったからでした。
これを機に「夜明けのJazz」として，その日聞いたLPの感想を当ブログの記事にしている次第です。


プリ・メインアンプは真空管，スピーカーは，アルテック・６０４-８Kです。

今日からの年末年始の休みの期間，零細司法書士としては，2016年の業務の総括をしなければいけません。今年の取り扱い事件量の集計，収支の合計など確定申告の準備をして新年を迎えます。
レコードを聞きながら。

ウェス・モンゴメリー／スモーキン・アット・ザ・ハーフノート

いよいよ2016年も押し迫り，仕事は明日28日を残すのみとなりました。
今日は，朝一番の2件を処理したあと，外ヶ浜町まで出かけて１件，明日は予約の2件，そのほかに確定していないものが突発的に出てくるかもしれません。

夜明けのジャズも，本年最後です。明日からは今年の仕事の集計にかからなければいけないので，2017年年明けにまた再開します。

ということで，本年最後の1枚は，ウェス・モンゴメリーの「スモーキン・アット・ザ・ハーフノート」です。

1965年6月，ニューヨークの「クラブ・ハーフノート」（Ａ面），同年9月22日ニュー・ジャージー州イングル・ウッド・クリフト（Ｂ面）
ウェス・モンゴメリーｇ，ウィントン・ケリーｐ，ポール・チェンバースb，ジミー・コブｄｓ

若いころから私の愛聴盤でした。
両面乗りに乗っているウェスのギターと，マイルスのリズムセクションを支えていたウィントン・ケリー・トリオが疾走します。
Ｂ面3曲目「ホワッツ・ニュー」は，ウィントン・ケリーのソロが素晴らしい。
それにしても，ウェスの親指奏法にいつも聞きほれてしまいます。



このＬＰジャケットが美しい。

年明けにまた！