2017年01月30日

アル・ヘイグ/インビテーション

1月も明日を残すのみとなりました。春近し。

今朝の1枚,アル・ヘイグの「インビテーション」です。

アル・ヘイグ.JPG

スポットライト1974年1月7日録音 アル・ヘイグp,ジルヴェール・ロベールb,ケニー・クラークds

日本盤ライナーには,「白人バップ・ピアノの名手アル・ヘイグ,10年余に及ぶ沈黙を破り,ロンドンで復活!」とあります。

1940年代にチャーリー・パーカーのサイドメンを務めていたアル・ヘイグの,消息が途絶えてからの復活LPです。
幻の名盤というわけではなく,幻の名手のLPです。
70年代に復帰したアル・ヘイグのこのLPにジャズマニアは驚いたのです。

アル・ヘイグのピアノは,繊細でどこか物悲しく,ショパンを聞くようです。
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2017年01月28日

ジョージ・ウォーリントン/アット・ザ・ボヘミア

強風が吹き荒れた夜明け前,夜が明けた後は風も収まり,車庫前は吹き溜まりになっていました。
朝,月曜の仕事の準備をしながら,ジョージ・ウォーリントンをかけました。

ジョージ・ウォーリントン.JPG

「アット・ザ・ボヘミア(プログレッシブ原盤)」
1955年9月9日,ジョージ・ウォーリントンp,ドナルド・バードtp,ジャッキー・マクリーンas,ポール・チェンバースb,アート・テイラーds

若いころ,幻の名盤ということで購入した1枚です。
バップ全盛期の録音です。
イタリア生まれのウォーリントンのピアノは,黒人の他のメンバーの中にいても何の違和感もありません。

ドナルド・バード,ジャッキー・マクリーンの大活躍が聞きものです。
ベーシストのオスカー・ペティフォードが作曲した,このクラブにちなんだ「カフェ・ボヘミア・アフター・ダーク」では,マクリーン,バード,ウォーリントン,チェンバースの素晴らしいソロが展開されます。

白人のウォーリントンの次は同じく白人のアル・ヘイグを聞かなければいけませんね。
次回で。
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2017年01月26日

アンドリュー・ヒル/ブラック・ファイヤー

今朝は15㎝ほどの降雪の青森市です。あと1週間で2月です。

今朝の1枚は,アンドリュー・ヒルの「ブラック・ファイヤー」です。

前々回は,同じアンドリュー・ヒルの「オマージュ」を紹介しましたが,今回はそれより12年前の録音です。

ブラックファイヤー.jpg
ブルー・ノート 1963年10月8日 アンドリュー・ヒルp,ジョー・ヘンダーソンts,リチャード・デイヴィスb,ロイ・ヘインズds

すべてが好みのメンバーです。

ハード・バップが終わったと実感させる1枚です。

ジョー・ヘンダーソンの何かを求めるようなテナー・サックス,リチャード・デイヴィス,ロイ・ヘインズ共に大好きなリズムセクションです。

「黒い情念」と表現する方もいますが,ぴったりの表現でしょう。
ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音は素晴らしい。

昔のジャズ喫茶を思い出します。
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