2018年01月31日

寒中のワイン

1月最後の1日,大寒のさなかですが,間もなく立春,山を歩ける日が近いと思えば,どことなく嬉しくなります。
青森は,寒波が居座っているせいで,積雪が80㎝を超えました。

このような寒い日に冷たいビールと言うわけにはいかず,近頃は毎晩ワインを飲っています。
10日ほど前,五所川原市の小料理店(いや,居酒屋か?)で出されたイタリアワインの1本「カサーレ・ヴェッキオ/モンテプリチアーノ・ダブルッツォ」,なかなかいけるものでした。
「神の雫」でも紹介されたらしい。価格も小生でも心配なく飲めるリーズナブル。おすすめです。
カサーレ・ヴェッキオ/モンテプチアーノダブルッツォ.jpg
お店の刺身も美味しかったです。

我が家で飲んでいるワイン
気仙沼のワイン専門店「ワイン・ナヴィ」のメールにあったスペインはリオハの「リオハ・リゼルバ・2010バロン・ド・レイ」を数本購入しました。
リオハ・バロンド・レイ・リゼルバ.jpg

しばらくリオハを飲んでいなかったのと,非常にお手頃値段で提供されていたので,つい,手が出ました。コルクを抜いて2日目がちょうど良いころ合いです。
寒い夜,スペインのワインを2,3杯,今頃の季節はワインでなくてはいけません。
日本酒もいいか?
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2018年01月28日

バッハ/ブランデンブルグ協奏曲

大寒終期,青森の積雪は70㎝を超え,真冬日が続いています。

凍えそうな朝,今朝は,バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」を聞いています。

今日のCDは,ジャン・フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団1973年5月ノートルダム・デ・ローズ教会で録音 日本コロンビア/エラート共同制作
ブランデンブルグ協奏曲・パイヤール.jpg

パイヤールはバロックをお聞きの方は誰でも知っていますが,この録音は,ソリストが素晴らしい。
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン),ジャン・ピエール・ランパル(フルート),ピエール・ピエルロ(オーボエ),モーリス・アンドレ(トランペット/ホルン),アンヌ・マリー・ベッケンシュタイナー(ハープシコード)
名人揃いです。

私は,ブランデンブルグ協奏曲の,特に,ハープシコードの演奏を好んでいます。特に3番,5番のハープシコード(原曲はクラブサン)のカデンツァが大好きです。

3番も5番もポピュラーな曲ですが,5番第1楽章「アレグロ」は,10分以上を要する大楽章で,ハープシコードのカデンツァに聞きほれてしまいます。
2番は,同じバッハの管弦楽組曲2番を連想し,フルートとトランペットが大活躍です。

ランパルのフルート,アンドレのバロック・トランペット,ホルン,ピエール・ピエルロのオーボエ,名人の演奏はすごい。
ベッケンシュタイナーのハープシコードは,渋く重厚です。

「冬籠りの中で,静かに聞くバッハ」,春は近い。
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2018年01月25日

エリック・ドルフィー/アウト・トゥ・ランチ

大寒波真っただ中,大雪注意報が発令されている今朝も25,6㎝雪が降りました。

自宅前の除雪をした後,今朝の1枚,エリック・ドルフィーの「アウト・トゥ・ランチ」です。

30代後半に糖尿病で亡くなった人ですが,モダンジャズ本流とアヴァンギャルドの2つを,同時に演奏し疾駆した天才だと思います。

アウト・トゥ・ランチ.JPG
「アウト・トゥ・ランチ」(ブルー・ノート,1964年2月25日録音)
エリック・ドルフィーas,bcl,fl,フレディー・ハバードtp,ボビー・ハッチャーソンvb,リチャード・デイヴィスb,アンソニー・ウィリアムスds

エリック・ドルフィーがブルーノートに吹き込んだ唯一のLPです。

ピアノレスのクインテットで,メンバー全員若々しい溌溂とした演奏を聞かせます。
ハードバップに慣れ親しんだ者にとって,戦慄を覚えるような音楽です。

ドルフィーのアルトサックス,バスクラリネット,フルートに魅了されます。
ボビー・ハッチャーソンのヴァイヴも新鮮でハッとさせられます。
フレディー・ハバードのソロは絶妙です。
ベースもドラムも素晴らしい。
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