2018年01月22日

エリック・ドルフィー/エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol1

滋賀・京都の旅の旅行ボケの後,少し休養していました。
1週間ほど,雪も降らず雪国としては楽な毎日でしたが,大寒と同時に冬将軍到来です。
今週は全国的に冬の真っただ中を実感することになるという。寒い朝です。

ジョン・コルトレーンをしばらく聞いていましたが,今回と次回は,エリック・ドルフィーをかけます。
今朝の1枚,「エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイヴ・スポットVol1」
アット・ザ・ファイヴスポットVol.1.JPG
プレステイジ1961年7月16日ニューヨークのファイヴ・スポットのライヴ録音
エリック・ドルフィーas,bcl,ブッカー・リトルtp,マル・ウォルドロンp,リチャード・デイヴィスb,エド・ブラックウェルds

レギュラーメンバーによる録音が少ないエリック・ドルフィーでしたが,トランペットのブッカー・リトルと組織した双頭コンボによる「ファイヴ・スポット」におけるライヴです。

ドルフィー,リトルは勿論のこと,マル・ウォルドロン,リチャード・デイヴィス,エド・ブラックウェル,メンバーすべてが好演しています。
A面1曲目のマルの曲「ファイアー・ワルツ」ほか,マルのお経のような訥々としたピアノが面白い。

エリック・ドルフィーと言えば,アルトサックス,フルート,バスクラリネットいずれをとっても,オーケストラの首席を務められる言われていましたが,個人的にも彼のバスクラが好みです。
そして,ブッカー・リトルのトランペットも縦横無尽に吹きまくります。
リチャード・デイヴィスも大好き。

いつ聞いても胸がスカッとする1枚です。

ところで,この録音は,ニューヨークのクラブ「ファイヴ・スポット」のライヴですが,カーティス・フラーの名盤「ブルース・エット」に「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク」という超有名曲があります。昔,FM放送のジャズ番組にテーマ曲として使われていました。今は昔のことです。
posted by hit at 07:09| Comment(0) | 夜明けのJazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

滋賀・京都の旅

12日金曜から,15日月曜まで休みをとり,滋賀・京都の旅行をしました。
目的①:30数年前の東京での長い研修仲間Iさんと,親しくしていただいているSさんを訪ねる旅,②:息子の赴任先である京都に,勤務先がどのような所か,そして,彼のこれから先のことについて話をしたかった。この2つが目的でしたが,そのほかは計画のない気ままな旅でした。

①滋賀の旅
出発時のニュースでは,北陸本線が大雪のために電車が立ち往生しているらしいということでした。しかも,これから向かう先は,鉄道が雪のためたびたび話題に上る東海道本線「米原」から北陸本線を北上する「長浜」です。北陸本線は大雪のため特急列車が立ち往生していました。
長浜までは大丈夫,無事到着しました。
夜は,もてなしていただき,美味と美酒にすっかり酔っぱらいました。

翌日は,琵琶湖のほとりの名城・国宝「彦根城」,天下の名城です。
彦根城天守.JPG彦根城天守2.JPG彦根城天守3.JPG
石灯籠.JPG

石垣に守られた堅固な天守閣,そして,庭も見事でした。

城からは,名山「伊吹山」標高はさほどですが,頂上から急に落ちる絶壁は険しさを感じさせます。
伊吹山.JPG

②京都
米原から京都,そして我が家の仏様の総本山,知恩院へ。着いたのが午後4時を回っていました。
残念,午後4時で閉門でした。
せめてもの,総本山「知恩院」の大三門。
知恩院三門2.JPG知恩院三門1.JPG

やむなく,引き返しました。

一夜明けて,京都はうっすらと雪でした。
五条から電車を乗り継ぎ東山に,そして,滑る道を十数分,「青蓮院門跡」を通り,知恩院に着きました。
青蓮院青蓮院.JPG

雪の知恩院は,僧侶が石段の雪を掃き,大木とお寺の屋根に雪。改めてお参りした甲斐がありました。
知恩院雪2.JPG知恩院雪1.JPG

除夜の鐘でおなじみの,知恩院の「大鐘」,なるほど巨大な鐘です。
大鐘.JPG大鐘2.JPG

そのあと息子の勤務場所に行き,夜は京都駅のホテルで息子と一緒に酒を飲みました。
息子は忙しそうで,早い時間に分かれました。

翌朝,国の造営になる「東寺」に出かけました。ここは,息子が幼稚園のころ,親子3人で講堂や国内最大の「五重塔」,宝物殿」は見ていましたが。今回の大きな目的がありました。
写真は,五重塔と右は金堂です。
東寺五重塔.JPG金堂.JPG

京都の旅,ガイドブックを見て,是非,知恩院と東寺で,御朱印をいただこうと目標を定めていました。
その①,知恩院で「法然上人」「阿弥陀如来」「弥勒菩薩」の御朱印。
法然上人.JPG弥勒菩薩.JPG

②東寺の「弘法大師」「大日如来」「薬師如来」
弘法大師.JPG大日如来.JPG

弘法大師のお札
弘法大師お札.JPG

信仰心など皆無の私ですが,知恩院も東寺も歴史へのいざないと文字の魔力に突き動かされ,両寺に吸い寄せられました。
「南無阿弥陀仏」そして「南無大師遍照金剛」,にわか仏教徒をお許しください。合掌。
posted by hit at 07:03| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

ジョン・コルトレーン/クレッセント

日の出午前7時,朝早く起きてジャズのLPをかけるには外はまだ暗く寒い朝です。

今朝の1枚は,ジョン・コルトレーンの「クレッセント」です。

クレッセント.JPG
インパルス1964年4月27日,6月1日録音
ジョン・コルトレーン(ts,ss),マッコイ・タイナー(p),ジミー・ギャリソン(b),エルヴィン・ジョーンズ(ds)
A面 1.クレッセント 2.ワイズ・ワン 3.ベッシーズ・ブルース
B面 1.ロニーズ・ラメント 2.ザ・ドラム・シング

このLPは,コルトレーンのLPの中でも,私の好みのベスト5に入る愛聴盤です。
「バラード」や「ウィズ・ジョニー・ハートマン」も名演・名唱ですが,バラードの演奏に深さと熱情があります。
本録音のあと「至上の愛」に至るのですが,本盤には祈りのようなものを感じます。

B面1曲目の「ロニーズ・ラメント」では,マッコイ・タイナーのピアノとジミー・ギャリソンのベースが光っています。
同じく2曲目の「ザ・ドラム・シング」は,マレットを持ったエルヴィン・ジョーンズのdsがコルトレーンのテナーと対話します。
posted by hit at 15:24| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近の記事
最近のコメント
カテゴリ
過去ログ
2025年03月(9)
2025年02月(14)
2025年01月(16)
2024年12月(10)
2024年11月(13)
2024年10月(15)
2024年09月(14)
2024年08月(15)
2024年07月(15)
2024年06月(15)
2024年05月(16)
2024年04月(15)
2024年03月(15)
2024年02月(13)
2024年01月(15)
2023年12月(13)
2023年11月(14)
2023年10月(15)
2023年09月(14)
2023年08月(14)
2023年07月(13)
2023年06月(15)
2023年05月(16)
2023年04月(15)
2023年03月(10)
2023年02月(10)
2023年01月(11)
2022年12月(15)
2022年11月(14)
2022年10月(15)
2022年09月(15)
2022年08月(15)
2022年07月(15)
2022年06月(15)
2022年05月(15)
2022年04月(15)
2022年03月(16)
2022年02月(12)
2022年01月(12)
2021年12月(14)
2021年11月(14)
2021年10月(16)
2021年09月(15)
2021年08月(15)
2021年07月(15)
2021年06月(15)
2021年05月(15)
2021年04月(15)
2021年03月(10)
2021年02月(10)
2021年01月(11)
2020年12月(11)
2020年11月(13)
2020年10月(15)
2020年09月(14)
2020年08月(15)
2020年07月(15)
2020年06月(15)
2020年05月(15)
2020年04月(11)
2020年03月(11)
2020年02月(10)
2020年01月(11)
2019年12月(11)
2019年11月(8)
2019年10月(12)
2019年09月(8)
2019年08月(8)
2019年07月(9)
2019年06月(11)
2019年05月(11)
2019年04月(14)
2019年03月(11)
2019年02月(9)
2019年01月(9)
2018年12月(10)
2018年11月(10)
2018年10月(11)
2018年09月(11)
2018年08月(10)
2018年07月(12)
2018年06月(10)
2018年05月(12)
2018年04月(10)
2018年03月(12)
2018年02月(7)
2018年01月(8)
2017年12月(9)
2017年11月(9)
2017年10月(9)
2017年09月(9)
2017年08月(8)
2017年07月(7)
2017年06月(12)
2017年05月(17)
2017年04月(13)
2017年03月(15)
2017年02月(14)
2017年01月(14)
2016年12月(13)
記事リンク