2018年05月12日

眺望山2018.5.12

今日は土曜,土曜は眺望山。少し曇っていますが雨にはならないはず。
朝9時前に自宅を出発,今日は眺望山東口から頂上を越え西口に下りる予定です。

登山道脇には白や薄紫のミヤマカタバミがたくさん咲いていました。

ミヤマカタバミ1.JPGミヤマカタバミ2.JPG

里のカタバミよりも葉も花も大きい。
我が家の家紋は「亀甲剣方喰」,カタバミの葉に剣があります。

先週も先々週もツバメオモトを紹介しましたが,眺望山はツバメオモトの宝庫です。
山中どこを通っても,厚く大きな葉の中心に長い軸の白い花が見られます。
今日も気に入った株を紹介します。

ヒバ林をバックに可憐な姿が気に入りました。

ツバメオモト1.JPGツバメオモト2.JPG

ボンボンのような丸い花の固まり,秋に濃紺の実がどのようにつくのか?楽しみです。

ツバメオモト3.JPG

一山越えて,東口のベンチでお湯を沸かし,ドリップコーヒーにしました。

花の写真を撮りながら,たまに見つけたゼンマイを収穫し,半日の山歩きです。
8000歩くらい歩いているかな?遊びを兼ねた老人の健康の一環です。
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2018年05月10日

ミツガシワ 2018.5.9

地元紙の朝刊に「ミツガシワ」の記事が載っていました。
ミツガシワは,高山植物に分類されている水辺の花と理解していましたが,通り慣れている道路から500mほど山側に入った溜池に群生していました。

八甲田の毛無岱や睡蓮沼付近では1か月くらい先かなと思っていましたが,仕事の区切りがついた午後2時ころ車を走らせました。

見事なミツガシワの群生です。こんなに近い場所にあったとは!

ミツガシワ1.JPGミツガシワ2.JPGミツガシワ3.JPGミツガシワ4.JPGミツガシワ5.JPG

一月くらい後に八甲田でまた見てみたい。

この溜池にミズドクサ(水木賊)の目を瞠るような群生も見られます。

ミズドクサ1.JPGミズドクサ2.JPG

灯台下暗し,仕事のあとに心豊かになる光景が広がっていました。
posted by hit at 06:13| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサート2003

大型連休が終わりました。毎度のことながらUターンラッシュで,お出かけの方は大変だったようです。我が家のゴールデンウィークは,遠出することもなく,仕事から解放されて山歩きと音楽で終始しました。

そこで,聞いて視たものは,DVD「ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサート2003」でした。
ベルリン・フィル2003年ヨーロッパ・コンサート.jpg


今回は,「ブーレーズ三昧」の番外編のようなものですが,2003年のベルリン・フィル・ヨーロッパコンサートのライヴです。
ブーレーズのライヴ映像とあれば見逃すわけにいきません。
「ブーレーズ三昧」にもベルリン・フィルを指揮した録音はありましたが,今日は,ベルリン・フィルとのポルトガル・リスボンの「ジェロニモス修道院」のコンサートです。

目玉は,これまでブーレーズの指揮では聞いたことのない,モーツァルトの作品を指揮することとソリストにリスボン出身のマリア・ジョアオ・ピリス(ピレシュ)を迎えることでしょう。
そして,完成に100年をかけた世界遺産「ジェロニモス修道院」の建築物そのものにも目を奪われます。

演奏されたのは,①ラヴェル「クープランの墓」,②モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」,③バルトーク「管弦楽のための協奏曲」,④アンコール,ドビュッシー「夜想曲」から「祭」。

モーツァルトを除けば,ブーレーズ三昧で聞いたものばかりですが,ライヴ映像とあればまた格別です。
かつて見た「春の祭典」を指揮したコンサートの姿と同じく,ブーレーズは指揮棒を持たず眼光鋭いものでした。

リスボンの至宝,マリア・ジョアオ・ピリスを迎える騒然とした聴衆の反応に驚かされます。
モーツァルト弾きとしても著名なピリスのモーツァルトピアノ協奏曲第20番は,第1楽章の長いカデンツァでは,ブーレーズが聞き入っていました。
この曲は,ベートーヴェンやブラームスも気に入っていたようで,二人のカデンツァも残されているようです。
コンサートでは,ベートーヴェンの作曲したカデンツァで演奏されたようです。
鳴りやまぬ拍手とスタンディングオベーションが修道院を包みます。

ラヴェル,バルトーク,ドビュッシーは,ブーレーズにとって十八番。ラヴェルの作品は,クリュイタンスの指揮したものも愛好していますが,ブーレーズの怜悧とも思える演奏も好みです。
これらの作曲家にストラヴィンスキーを加え,これからは,ブーレーズだけでいいかなと思っています。

このコンサートの演奏曲すべてが好きな曲ですが,バルトークが終わると,モーツァルトと同様,割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション,指揮台からブーレーズが聴衆にアンコール曲を伝え,ドビュッシーが始まります。
曲が終わると,また,とどまることのない拍手とブラヴォーの嵐。

近年,音楽界には,マリア・ジョアオ・ピリス(ピレシュ)が演奏活動をやめるというニュースが駆け巡りましたが,今年,4月に来日公演を開いているようです。
細身の美女が故国でモーツァルトを弾きながら,時折,笑みを漏らしていました。


さあ,今日から,仕事が始まります。
posted by hit at 07:01| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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