今日で9月は終わりです。上半期終わりということで,9月下旬は忙しい日を過ごしました。
毎年10月1日前後の休日には,八甲田山中にキノコを採りに出かけるのが毎年のスケジュールに組み込まれています。
昨日は,眺望山トレッキング,登山道入り口に,「熊注意」と「林内の植物採集厳禁」の掲示がなされていました。
違法な植物採取について,私も当ブログで,注意を喚起したことがありますが,それでも毎年違法採取を眼のあたりにしています。
貴重な植物を大事にして,毎年,季節になれば鑑賞できる環境を維持しようではありませんか。
9月末ともなれば,食用か否かを問わず,たくさんのキノコが生えてきます。登山道脇に白く形の良いキノコが。
そして翌日,外は雨が降っていました。昨日のうちに,少しくらいの雨でも出かけようと決めていましたので,八甲田山中「グダリ沼」の近く,背の低い松の根元に生える「アミタケ」(地方名は「イグチ」あるいは「イグジ」),キノコの中では高級なものではありませんが,シャキシャキして我が家では愛用しています。
毎年10月1日前後,雨が降っても私の年中行事です。
味噌汁,キノコと早煮昆布と少しの納豆昆布,一味唐辛子で醤油味のキノコ南蛮にします。
年寄には昔懐かしい味です。
2,3日前に,山友のキノコ名人からナラタケ(地方名「サモダシ」)をたくさんいただいたので,みそ汁とキノコ南蛮でいただきました。秋一番の味は格別です。
明日から10月,私の山歩きもキノコの季節です。下旬になると,楢の倒木にはムキタケ,運が良ければナメコが生えます。
そうしているうちに,寒くなっていきます。
2018年09月30日
2018年09月27日
ジョージ・セル/シューマン1番,3番
しばらくクラシックから遠ざかっていたので,クラシックのLPやCDを聞いていきたいと思っています。
今朝は,シューマンの交響曲第1番「春」と第3番「ライン」,「マンフレッド序曲」です。
演奏は,ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団,1958,1959,1960年の録音です。

midoriさんからのプレゼントのSACDです。
ジョージ・セルというと,厳しく楽員を鍛え上げ,クリーヴランドを世界一のオーケストラにしたという逸話が残っていますが,あまりの厳しさゆえ,音楽評論家からの評価は芳しくないようです。
しかし,若いころの私が,ドボルザーク,ヤナーチェク,スメタナなどの音楽に触れたのは,セルのレコードからでした。
村上春樹の「1Q84」にヤナーチェクの「シンフォニエッタ」がたびたび聞こえる場面があります。
村上春樹が引用したのは,ジョージ・セルのレコードからだそうです。
私もセルのシンフォニエッタをレコードで持っていましたし,草原にこだまするようなこの曲の魅力を知ったのは,このレコードからでした。
さて,今朝のシューマン1,3番は,脂の乗り切ったジョージ・セルの若々しい音楽に共感します。そして,全編,シューマンの青年の息吹を感じさせるのです。
この2つの交響曲共,私はメンデルスゾーンの交響曲,管弦楽曲の響きや旋律を連想するのです。
ちなみに,第1番「春」はメンデルスゾーンが初演を振ったそうです。
あまり聞くことない,シューマンに新たな魅力を感じると同時に,世評はどうあれ,私のジョージ・セル像が誤っていなかったのではないかと一人納得しています。
今朝は,シューマンの交響曲第1番「春」と第3番「ライン」,「マンフレッド序曲」です。
演奏は,ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団,1958,1959,1960年の録音です。

midoriさんからのプレゼントのSACDです。
ジョージ・セルというと,厳しく楽員を鍛え上げ,クリーヴランドを世界一のオーケストラにしたという逸話が残っていますが,あまりの厳しさゆえ,音楽評論家からの評価は芳しくないようです。
しかし,若いころの私が,ドボルザーク,ヤナーチェク,スメタナなどの音楽に触れたのは,セルのレコードからでした。
村上春樹の「1Q84」にヤナーチェクの「シンフォニエッタ」がたびたび聞こえる場面があります。
村上春樹が引用したのは,ジョージ・セルのレコードからだそうです。
私もセルのシンフォニエッタをレコードで持っていましたし,草原にこだまするようなこの曲の魅力を知ったのは,このレコードからでした。
さて,今朝のシューマン1,3番は,脂の乗り切ったジョージ・セルの若々しい音楽に共感します。そして,全編,シューマンの青年の息吹を感じさせるのです。
この2つの交響曲共,私はメンデルスゾーンの交響曲,管弦楽曲の響きや旋律を連想するのです。
ちなみに,第1番「春」はメンデルスゾーンが初演を振ったそうです。
あまり聞くことない,シューマンに新たな魅力を感じると同時に,世評はどうあれ,私のジョージ・セル像が誤っていなかったのではないかと一人納得しています。
2018年09月25日
センブリ2018.9.24
三連休3日目の24日(振替休日),午前中は曇り,午後は雨が降るかもしれないというので,午前中,秋の花の最終便「センブリ」を見に出かけました。
毎年9月末から10月初め,だんだん山の花が少なくなるころの楽しみにしているのが「センブリ」です。
健胃の薬として採取され,山に行ってもなかなかお目にかかれなくなりました。
星型の先の尖った白の花びらに薄紫の線が美しい。
センブリの姿をどうぞ。




センブリの花を見に来ると,いつも,季節の終わりのウメバチソウが咲いています。
そして,近くにはこれまた秋の終わりのアキノキリンソウがあります。


24日は仲秋の名月,我が家ではお供え物はなし,栗ご飯を炊きました。
夜更け,夜空を見上げると,雲が流れて丸い月が雲間から時折顔を出していました。
毎年9月末から10月初め,だんだん山の花が少なくなるころの楽しみにしているのが「センブリ」です。
健胃の薬として採取され,山に行ってもなかなかお目にかかれなくなりました。
星型の先の尖った白の花びらに薄紫の線が美しい。
センブリの姿をどうぞ。
センブリの花を見に来ると,いつも,季節の終わりのウメバチソウが咲いています。
そして,近くにはこれまた秋の終わりのアキノキリンソウがあります。
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