2018年10月31日

バックハウス最後の演奏会

今日で10月は終わりです。昨夜も今朝もあられが降ったとか。
初冬です。

10月は,自宅でベートーヴェンのピアノ協奏曲を集中的に聞き,サントリーホールで都響の定期という具合に,かなり音楽に集中した月でした。
10月最後の日,「ウィルヘルム・バックハウスの最後の演奏会」を聞くことにしました。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲の4,5番とブラームスのピアノ協奏曲の感想を書きましたが,これらは名演奏として知られているものですから,言わずもがなのことでした。
今回取り上げた,ルービンシュタインやアラウの演奏も最晩年の録音が名盤・名演奏として評価を受けているものですし,バックハウスも晩年に至って,鍵盤の獅子王のイメージから円熟の境地に達したと評価されてもいます。

そのバックハウスの85歳の時の演奏会がこのCDに収められています。
1969年6月26日,6月28日,オーストリア,ケルンテン州,オシアッハ修道院教会で録音されたものです。
バックハウス最後の演奏会.jpg


ベートーヴェン,モーツァルト,シューベルト,シューマンのソナタや小品が演奏されていますが,ミスタッチがあるからどうのという音楽ではないと感じられる演奏会です。
モーツァルトのソナタ11番「トルコ行進曲付き」やシューベルトの即興曲D935-2など,誰でも知っているこの曲を,テクニックを見せつけるわけでもなし,ただ淡々とピアノに向かうバックハウスの姿が見えるようです。

6月28日の演奏会の途中でバックハウスは心臓発作で倒れ,その7日後に帰らぬ人になったのです。
このCDは,1枚目が26日の演奏会,2枚目が28日の演奏会が収録されていて,2枚目は25分と収録時間が短いことからも,バックハウスのこうした事情が分かります。
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2018年10月28日

キノコ2018.10.26

金曜の午後好天。午前中に仕事を済まし,誘惑に逆らえず眺望山に出かけました。
土,日は悪天候の予報が出ており,貴重な秋の一日を棒に振りたくなし。
ということで,半日仕事を休んで,山道を歩いていました。

山道は,大きな朴の枯葉で,山道にカサカサ音がしています。
今頃の時期,眺望山を歩くときは,道の両側をきょろきょろと楢の倒木や立ち枯れに目を配っています。
ムキタケが出ているからですが,運が良ければ思わぬ山からのプレゼントに出くわします。

先週少し収穫した木から,その後出たムキタケを少しゲットし,2,3百m歩いたところで太い楢の切り株にムキタケらしき形を発見,谷側に少し下りると,見事にムキタケの花が咲いていました。

ムキタケ1.JPGムキタケ3.JPGムキタケ2.JPG

キノコを採る前に,まずカメラ。
そして,キノコを一つずつ,たくさん採れました。

頂上までにもう一か所で少し,平日の山は,誰も登る人もなし,3時過ぎるとヒバの大樹に陽が陰ってきます。

キノコを公務員時代の先輩satoさんにおすそ分けしました。山のもの好きの同僚・先輩が亡くなり寂しい限りですが,satoさんだけは元気で何よりです。山の味を堪能しました。



好天の中眺望山を歩き,山の恵をいただいて下山しました。
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2018年10月26日

海坊厨2018.10.24

midoriさんが仕事で来青したので,ほかにK氏,T氏と共に4人での会食をしました。
いつも和食だったので,今回は「海坊厨」にしました。
「海坊厨」は,midoriさんが午前中の仕事を終え,昼過ぎの新幹線に乗る前,昼食のため利用しているようです。
ほかのお二人も海坊厨を利用したことあるということでした。

まず,魚介の中華蒸し,とろみのある中華スープ,イカのとんびも入っていました。熱い。
魚介の中華蒸し.JPG

鮮魚のカルパッチョ,記憶を辿れば,サーモン,鮪の脳天,鯛?,他は不明。
鮮魚にのっているのは,焼き塩のガレットだそうです。ワサビをつけていただきます。薄く焼いたのがガレットか?
鮮魚のカルパッチョ焼き塩のガレット添え.JPG

ついで,畑のメンチカツ,畑のというのは大豆だそうです。
畑(大豆)のメンチカツ.JPG


メインディッシュはマスカルポーネチーズの和風だし鍋,イタリア風かな。
沸騰したら,鱈の身を入れます。これから冬を迎えると,青森では真鱈の季節です。当夜は季節を先取りして洋風の鱈鍋,野菜も入り,なかなか濃厚な味でした。
マスカルポーネチーズの和風だし鍋.JPG
鱈の身.JPG鍋に入れる鱈の身

鍋の具を食べたら,ご飯を入れて,チーズ入りの洋風雑炊です。
雑炊.JPG写真左にしゃもじを持つT氏の手が一部写っています。

大分おなかが満ちてきたところで,デザート4個,私とT氏は同じもの,midoriさんはチーズケーキかな,K氏は何だったかな?,お酒と年齢のせいで,記憶が定かでありません。
4つすべてに飴のカーテンが掛けられています。
デザート.JPG

昔は,記憶には自信があり,今は亡きGakさんからディジタルaoyamaと言われたのですが,今はその影もありません。

生ビール,シャンパン,赤ワイン,洋風料理に合っていたかな?

懐かしい話,面白い話に時間は過ぎていました。
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