2018年12月30日

2018年トピックス

12月30日,今年はもう1日ですが,あすは大みそかで私の出番もあり,当ブログも本年は今日でおしまいにします。

第一 息子の結婚
何といっても,親が年を取り,何とか一人息子が独立した家庭を持つことが夢でしたから,7月にお嫁さんを迎えることができたことが本年最高の出来事でした。息子が大学を出てから,親としては息子のためにしてやることはなくなり,これで親は卒業です。

第二 社寺仏閣を巡る
信仰心はない私ですが,1月に,息子の勤務する京都を訪ねました。そのついでとは恐れ多いことですが,我が家のお寺の総本山「知恩院」にお参りしました。
明け方,雪が降り,若いお坊さんが参道の雪を掃いていました。
京都の雪の情景が心に残りました。
知恩院雪1.JPG
知恩院三門1.JPG
弥勒菩薩.JPG

そして東寺へ!
東寺五重塔.JPG
弘法大師.JPG

国立博物館でも京都のお寺の貴重な仏像,書などを見ました。
仏像が崇高に感じられました。
阿弥陀如来坐像.jpg
聖観音2.JPG聖観音1.JPG
大報恩寺展1.jpg

第三 音楽
10月に東京都交響楽団の演奏会(サントリーホール)でサンサーンスの交響曲第3番を聞きましたが,その時のプログラムの第1曲(マントヴァーニ作曲「二つのヴィオラのための協奏曲」)に驚愕し,感動しました。

自宅では,ベートーヴェンのピアノ協奏曲4番,5番をバックハウス,ルービンシュタイン,アラウの3人の大家の演奏で数えきれないほど聞きました。
IMG_1763.JPG
ルービンシュタイン/ベートーヴェン・ピアノ協奏曲No.4,5.jpg
クラウディオ・アラウ/ベートーヴェン・ピアノ協奏曲No4,5.jpg

ブルックナーもよく聞きました。
交響曲4番,5番,6番,7番,8番,ギュンターヴァントとカラヤン指揮のCDを聞きましたが,高評価のヴァントに伍してカラヤンのブルックナーも素晴らしいと思いました。
3月には,東京都響の第8の演奏会があるので楽しみにしています。
ギュンター・ヴァント/ブルックナー7番.jpg
カラヤン/ブルックナー8番.jpg

第四 トレッキング
雪が消えると,毎週,眺望山に出かけ,春まだ浅い時期から花を探していますが,山友に会ってコーヒーを沸かし,しばしのコーヒータイムも楽しみです。
新たな山友ができたので,山の楽しみが増えました。
鉄人&キノコ名人.JPG

第五 仕事
本業は,昨年よりは少し減りましたが,11月末から12月いっぱいは忙しく,28日,仕事の成果品をお届けすることができました。感謝感謝!やれやれ!
明年早々予定の仕事があるので頑張らねば!無理をせず,ほどほどの仕事とほどほどの遊びに心がけたいと思っています。

別れ

今年は,ショックなこともありました。

5月には,公務員時代の先輩工藤さんが亡くなりました。工藤さんは,在職中から,渓流釣り,山菜取りなどアウトドアライフの楽しさを教えてくれた先輩でした。お宅にお邪魔すると,仏間に明るい笑顔の写真があるので元気をもらってきます。

10月に,中学校時代の同級生で,富士市在住のjunさんが亡くなりました。
40年ぶりに交流が再開したのち,数年で体調を崩しての訃報でした。私がブログを始めたきっかけを作ってくれた人でした。

同じ10月に,弘前市弥生の岩木山の麓でりんご農家をしている小山内さんが亡くなりました。
岩木山に行くたびに会っていましたが,近年は足腰の難病で畑にも出られず,思う通りのリンゴ栽培ができないことに鬱屈していたことでしょう。

冥福を祈ります。合掌

以上で本年最後の当ブログを終わります。明年も気ままな年寄の記事をご愛顧ください。
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2018年12月28日

七兵衛や2018.12.26

今日は師走も28日,公務員時代で言えば「御用納め」です。
今年の12月は大忙しで,お昼抜きの日が数日ありました。
26日,27日と不動産登記の申請をして,26日の分が完了したのでお得意先にお届けしました。
これで今年の仕事はおしまいです。あとは年末・年始の休み中に,本年の取り扱い件数と会計の総括をして確定申告の準備をします。

そのように忙しい日も,夜は酒を飲んでいます。
おととい26日はmidoriさんが仙台からお出でになり,旧知のKさんと一緒に「七兵衛や」で一献ということになりました。

前日までは暖かったのですが,26日は夕方から吹雪模様になりました。寒かったです。
お酒でも飲めば温まるかな?

当夜は,「親方お任せ」と生ビール,K氏は,豊盃の「ん」,持参したボルドーの「トラントドン2009年」,お任せの料理は次のとおりです。

突き出し
帆立と葱の酢味噌和え,イクラ,蕎麦のおひたし,メカブ,ツブ貝,クリームチーズかな?
突き出し.JPG

活ヤリイカ
透き通って生きている。足に醤油を垂らすとグルグル動き出します。一杯そのままの生き作りです。耳(エンペラ)がパリパリでとても美味しい。イカ不漁の中,地元の私も美味しい初物でした。
活ヤリイカ.JPG

自家製さつま揚げ(大きな海老と万願寺唐辛子がのっています)
こちらのお店では初めてです。さつま揚げにはイカも入っていて,なかなかの味でした。
K氏はピーマン,唐辛子系のものが苦手らしい。いただきました。
そういえば,私も子供の頃,青唐辛子が青臭くてダメでした(今は平気)。
さつま揚げ.JPG

カキフライ(親方にリクエストしていた)
大きなカキがたくさん,親方が大奮発してくれたものでしょう。美味でした。
カキフライ.JPG

鯨鍋
IWCから脱退しましたが,これからは鯨の流通が増えるか?鯨の刺身も食べたい。
揚げた鯨とセリなど野菜たっぷりの鍋でした。中華麺もありましたが,おなかいっぱいで麺は省略しました。
鯨鍋.JPG

デザート(アイス最中)
midoriさんと私は何度も食べていますが,K氏に是非食べていただきたく,これにしました。
パリパリの皮,小豆餡,白玉,アイスクリームの取り合わせのバランスが好みです(私だけかな?)餡子の量が多いので食べ甲斐があります。
写真はアップで!
アイス最中.JPG

K氏が加わると話が俄然盛り上がります。そとは吹雪でした。

吹雪の中を,前回も足を運んだjazzバー「Pia」まで行軍しました。耳が凍えそうでした。
客はおらず,JBL「パラゴン」からジャズが流れておりました。
私はスコッチのシングルモルト,midoriさんは「フローズンダイキリ」,K氏はビール,話が弾みました。

店から出てホテルまで,吹雪は強くなっていました。


翌日以降,本格的に冬突入です。

悪天候でも飲みに出るのが癖になっています。
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2018年12月24日

クリスマスにフォーレ・レクイエム

今日はクリスマス・イヴ。寒い三連休の3日目で,仕事の整理をしながら,フォーレのレクイエムを聞いています。

今夜は,きっとホワイト・クリスマスになるでしょう。
我が家は夫婦二人きり,カミさんはケーキを食べ,私はワインかビールを飲んで音楽を聞いてのクリスマス・イヴとなるのではないかと思います。

さて,今もフォーレが流れていますが,私の手元には,1972年録音「指揮:ミシェル・コルボ,ベルン交響楽団,ボーイソプラノ:アラン・クレマン,バリトン:フィリップ・フッテンロッハー」(エラート)と1992年録音「指揮:ミシェル・コルボ,ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル,ソプラノ:マガリ・ダミ,バリトン:ピーター・ハーヴェイ」(EMI)という,ミシェル・コルボのCDが2種ありまして,かつて,当ブログでも紹介したことがあります。

今日は,旧録音のボーイ・ソプラノの入ったものを聞いています。
コルボ/フォーレ「レクイエム」.jpg


宇野功芳さんは,この曲はボーイ・ソプラノでなければと言っておられますが,名曲名演です。天上から降り注ぐような音に包まれて,あの世に導かれればしあわせでしょう。
新録音もよい演奏です。新録音はモーツァルトのレクイエムとのカップリングですが,こちらも名演です。妙な暗さがなくオペラのような楽しさがあります。

信教などない私ですが,家族には,もしもの時は,この曲を聞きながら家族でご飯を食べて送ってくれと言ってあります。
世俗にまみれた私などには,似合わないかもしれませんが。

ちなみに,この演奏でボーイソプラノをうたったアラン・クレマン氏は,現在はテノールとして音楽活動をしているようです。

メリークリスマス!
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