
かつて,この曲はたくさん聞いてきましたが,今月10日,東京でモーツァルトの40番とレクイエムを聴いたので,是非聞きたかったのでした。
古楽器による演奏,特に古楽器による新しい録音ということでこのCDにしました。
ブランデンブルグの5番は,第1曲で長大なチェンバロのカデンツァがあります。
コープマンはどのような演奏を展開するのか,私の最大の関心事でした。
古楽器のアンサンブルの中で,コープマンが縦横無尽にチェンバロで暴れます。
音質的には,チェンバロの音量が少し低めなので,不明瞭に聞こえますが,コープマンの独壇場のカデンツァ,圧巻です。
私がこのカデンツァに目覚めたのは,パユ(fl)のCD「バッハ」のハープシコードでした。
録音のせいか,ハープシコード(このCDではそう書かれています)明瞭でしびれます。
これから,しばらく,コープマンのCDを聞いていくつもりです。