今週から朝7時に出ることにしました。
登山口の気温22℃,まだ,暑くもなく気持ちの良い歩き出しです。
蝉の声もまだなく,遠くでアオバトの鳴き声が聞こえています。
アオバトは,春から秋まで眺望山で鳴き声を聞くことができます。当地ではバオと呼ばれていますが,鳴き声が「バオ」と聞こえるからだと言われています。この鳥は海に水を飲みに飛んでいくようです。
8時ころ頂上到着,蝉の声がしたと思ったら,だんだん増え始め,瞬く間に大合唱になりました。
夏真っ盛りだったのでしたね。
そのうちに,ミンミンゼミも鳴き始めました。
頂上の近くで拾った栃の実,そういえば立秋でしたね。栃の実の次は栗,だんだん秋らしくなります。
頂上には,貴重な夏の花「ミヤマウズラ」があります。まだ蕾ですが,あと10日くらいでしょうか。
キンミズヒキが見え始めました。最盛期には黄色の群生が見られます。
ゲンノショウコは里にも見られる花ですが,山の花は大きい。
頂上にツルリンドウが咲いていました。この花は,その名の通り,蔓が巻き付いて上に伸びているのが好ましい。どんどん上に伸びて欲しい。
いつもより1時間早く歩き出したので,東口から頂上を越えて西口まで歩くことにしました。
そんなに暑くなる前で,涼しいうちに西口到着。盗掘されずに残っていたエビネを確認し,花の終わったオニノヤガラを2本確認。なぜか,ホッとして,気持ちの良い山歩きでした。