2021年05月29日

眺望山と萱野高原2021.5.29

今朝6時ころには雨でした。その後雨が止んだので,いつものとおり,土曜は眺望山トレッキングです。

先週見たイチヨウランはもう見えませんでした。山の花は,1週間ほどしかその姿を見せてくれません。しかし,サルメンエビネは花の数が多いので,下の方から上の蕾が開くまで日数がかかります。

2株のサルメンの花は,蕾すべてが開花しました。蘭はかわいい。

サルメンエビネ1.JPGサルメンエビネ2.JPG

眺望山は,山一帯でツバメオモトを見ることができます。5月上旬に開き始めますが,もう緑の実をつけています。
秋遅く群青の玉になります。花の時期もいいですが,晩秋の実も楽しめます。

ツバメオモトの実1.JPGツバメオモトの実2.JPG

今日は,昼食の後,八甲田の麓「萱野高原」に出かけました。ここから十和田八幡平国立公園の区域内です。
萱野高原は広く芝生が広がる市民の憩の場所です。

ところどころ,薄紫の帯のようなものが目に入ります。
アズマギクの群落です。

アズマギク2.JPG
アズマギク1.JPG

アズマギクは,眺望山にもありましたが,数が少なくなってしまいました。萱野高原のアズマギクを大事にしたいと思います。

芝原の中に,紫の小さな花「フデリンドウ」が見えます。
極小のリンドウですが,色が濃く美しい花です。

フデリンドウ1.JPG
フデリンドウ2.JPG

降ったりやんだりでしたが,季節の花を見ると,1週間の仕事の疲れが吹き飛びます。
posted by hit at 16:55| Comment(0) | 花とトレッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月27日

サルメンエビネとホウチャクソウ

昨日は,好天だったので,お昼過ぎまでに仕事を片付け,眺望山を歩きました。
仕事をしながら遊びをしているのか,遊びをしながら仕事をしているのか,そのような生活をしています。

自然は,人の思惑とは関係なく,日々移ろっていますが,その時を外すと眼にすることができないものもあります。
昨日,眺望山を歩いた目的は,前回とは別の場所のサルメンエビネを見ることでした。

時季よし,苔むした樹にサルメンが花開いていました。

サルメンエビネ1.JPGサルメンエビネ2.JPG

サルメンエビネ3.JPGサルメンエビネ4.JPG

山の花,とりわけ蘭科の花が好みです。山野草愛好者にも人気ですが,盗掘が進み,ほとんど見ることができなくなった種類の蘭もあります。
せめて,山のものは山で楽しみ,カメラに収めることにしてもらいたいです。
盗掘は刑事罰です。

山を下り,その足で,眺望山の裏側「母沢」に向かいました。林道を1㌔ほど歩いた川ふちのホウチャクソウの群落は,瓜実顔の薄緑の花がまだ残っていました。この花も気になっていました。

ホウチャクソウ4.JPGホウチャクソウ1.JPGホウチャクソウ3.JPG

午後の山歩きは,あっという間に日が陰ります。帰路,まだ若いミズを一掴み摘んで午後の山歩きはおしまい。
不良老人の1日は終わりました。
posted by hit at 07:01| Comment(0) | 花とトレッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月25日

春蘭

梅雨入りが近いのか,雨の日が多いこの頃です。
今朝も雨,庭の草もどんどん伸びています。

今日は,我が家の蘭「シュンラン(春蘭」を紹介します。
私の経験では,日当たりの良い松林などで見かけます。

公務員時代の先輩から以前いただいたもの,端正な姿が好みです。

春蘭.JPG

30年ほど前,宮城県登米市に勤務していましたが,観光客のおもてなしのための「春蘭亭」という施設がありました。よほど山に春蘭が生育していたとみえて,春蘭茶を提供していました。


いつも歩いている眺望山の裏側「母沢」林道に,ホウチャクソウの姿が見えたので紹介します。
八甲田山中「田代平湿原」への道端にたくさんありますが,ここ母沢のホウチャクソウは背丈が高く群生しています。
緑の葉に花も緑,雨に映えます。

ホウチャクソウ1.JPGホウチャクソウ2.JPG

梅雨は気になるほどジメジメしない青森市ですが,晴れると気持ちが良い。
今日も仕事の予約があり,午前中,雨の中を動かなければ。
posted by hit at 06:43| Comment(0) | 花とトレッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近の記事
最近のコメント
カテゴリ
過去ログ
2025年02月(3)
2025年01月(16)
2024年12月(10)
2024年11月(13)
2024年10月(15)
2024年09月(14)
2024年08月(15)
2024年07月(15)
2024年06月(15)
2024年05月(16)
2024年04月(15)
2024年03月(15)
2024年02月(13)
2024年01月(15)
2023年12月(13)
2023年11月(14)
2023年10月(15)
2023年09月(14)
2023年08月(14)
2023年07月(13)
2023年06月(15)
2023年05月(16)
2023年04月(15)
2023年03月(10)
2023年02月(10)
2023年01月(11)
2022年12月(15)
2022年11月(14)
2022年10月(15)
2022年09月(15)
2022年08月(15)
2022年07月(15)
2022年06月(15)
2022年05月(15)
2022年04月(15)
2022年03月(16)
2022年02月(12)
2022年01月(12)
2021年12月(14)
2021年11月(14)
2021年10月(16)
2021年09月(15)
2021年08月(15)
2021年07月(15)
2021年06月(15)
2021年05月(15)
2021年04月(15)
2021年03月(10)
2021年02月(10)
2021年01月(11)
2020年12月(11)
2020年11月(13)
2020年10月(15)
2020年09月(14)
2020年08月(15)
2020年07月(15)
2020年06月(15)
2020年05月(15)
2020年04月(11)
2020年03月(11)
2020年02月(10)
2020年01月(11)
2019年12月(11)
2019年11月(8)
2019年10月(12)
2019年09月(8)
2019年08月(8)
2019年07月(9)
2019年06月(11)
2019年05月(11)
2019年04月(14)
2019年03月(11)
2019年02月(9)
2019年01月(9)
2018年12月(10)
2018年11月(10)
2018年10月(11)
2018年09月(11)
2018年08月(10)
2018年07月(12)
2018年06月(10)
2018年05月(12)
2018年04月(10)
2018年03月(12)
2018年02月(7)
2018年01月(8)
2017年12月(9)
2017年11月(9)
2017年10月(9)
2017年09月(9)
2017年08月(8)
2017年07月(7)
2017年06月(12)
2017年05月(17)
2017年04月(13)
2017年03月(15)
2017年02月(14)
2017年01月(14)
2016年12月(13)
2016年11月(15)
記事リンク