9月下旬から10月初めの今の時期,待っているのは前回のトリカブトの紫の花,星形のセンブリの花の二つです。
昨日は朝一番の仕事を終え,青森市郊外の萱野高原へ。
今年もセンブリの花を見ることができました。
センブリは小さいので花が咲かないと発見することが困難です。
昔は,高原の芝地などでよく見られたそうですが,今はなかなか見ることはありません。
こんもりした株もあり,さしずめブーケとでも言いましょうか。
9月終わりには,必ず姿を見せてくれるセンブリです。通常は5弁ですが,4弁もあれば6弁もあります。
公務員時代,先輩が小さい土瓶を持参し,乾燥したセンブリを煎じた苦いものを飲んでいました。
健胃の生薬だそうです。
センブリを見に来ると,毎回決まって季節最後のウメバチソウが咲いています。
今回も名残惜しそうに咲いていました。
9月もあと1日。