暖かい冬です。まもなく立春,このまま春が来るというわけでもないでしょうが,温暖化の影響でしょうね。
暇な1月でしたが,音楽を聴く時間が増えました。
今日はウラジミール・ホロヴィッツの4枚目です。
これまでカーネギー・ホールのライブ録音盤を3回続けましたが,今回はショパンの作品のコンプリートCDです。
コーサート・ライブの熱狂ぶりを味わうのもいいですが,ホロヴィッツの弾くショパンをしみじみとあるいは胸躍らせて聞くことにしました。

ホロヴィッツのコンプリートCDの中から,バラード,前奏曲,ノクターンを集めた1枚です。
このCDには,バラード第1番が,1965年録音のものと1968年録音のものが入っていていずれもライブの拍手も入っています。
1968年の録音は,前回のホロヴィッツ・オン・テレヴィジョンのものと同一音源でしょう。
ホロヴィッツ本人もこの曲がお気に入りだったのではないでしょうか。
繊細さを備えたダイナミックな曲と演奏です。前奏曲もノクターンも気分が安らぎます。
これまであまりショパンを聞かなかったのですが,ホロヴィッツのCDを契機に聞き始めています。
歳をとったせいでしょうか。なかなかいいと思っています。
ホロヴィッツはまだ続きます。