このような日はじっとしているに限りますが,雪かきや仕事には最小限出歩かなければいけません。
前回,ピエール・フルニエのバッハ・無伴奏チェロ組曲を聞きましたが,フルニエのチェロの音に抱かれ,高貴で気品あふれるバッハでしたが,そのあとロストロポーヴィチを聞きました。
ロストロポーヴィチの無伴奏は,フルニエの無伴奏とは全く異なるものでした。

技巧を尽くした彼の演奏は,ヴァイオリンをチェロに置き換えバッハの世界を描き出しているかのようです。フルニエのバッハの世界とは異質のものでした。
組曲5番は,無伴奏ヴァイオリンのシャコンヌを思わせる超絶技巧を聞かせるものです。
2番,3番もいいです。
このように違いを感じさせるのは,録音の違いもあるのかなと思います。