前回,ビリー・ホリデイを聞きましたが,何枚か聞いてみると彼女の歌の深さに引き込まれました。
私の持っているLPは,ほとんど1950年代のもので,絶頂期の録音はCDがほとんどです。
今朝は,1951年と1953年,ニューヨークを離れボストンのクラブ「ストーリーヴィル」でのライブ音源です。
1947年に麻薬所持によりニューヨークのクラブで歌うことができなくなり,ついには亡くなるまでニューヨークでのクラブ出演を諦めなければいけないことになりました。
この録音は,ボストンのストーリーヴィルでの録音で同時にラジオ放送されたもののようです。
スタン・ゲッツのLPでこのクラブの録音が著名ですが,このLPでもスタン・ゲッツがバックを務めています。
ラジオ放送らしき司会者の紹介の後に彼女のしっとりした歌声を聞くことができます。