ウチは息子,そんなことのない一日でした。
今日は穏やかな祭日,のんびりしたもので,正月前に架け替える予定の額2枚をやっと腰をあげ入れ替えました。
沢田としきさんのkaze no matsuri 。玄関のドアを開けた右側に掛けました。
どこの国の人でしょう。韓国の女の人,アフリカの男性?無心に踊っています。
我が家の玄関を入った方が暖かい気持ちになっていただければ。
小舘善四郎の色紙「春夏秋冬」
津軽の食から四季を現しています。
春…はしりの鰊(ニシとふっています。津軽ではニシと言いました。魚へんに春はサワラですが,津軽の春の魚は鰊です。)
夏…生胡瓜さ味噌(言うまでもありませんが,採りたてのトゲの痛い胡瓜には生味噌がベストです。)
秋…あをばの刺身(年寄りはヒラメをあおばと呼んでいました。懐かしい言葉です。)
冬…吹つけ吹つけじゃっぱ汁(昔は,鱈一匹あれば正月を迎えられると言っていました。真鱈は捨てるところがなく,身は昆布締めや味噌漬け,塩焼,アラはじゃっぱ汁,子は刻み昆布やするめを入れた塩辛やニンジンの子和え,白子は湯引きで刺身など。熱いじゃっぱ汁をふうふうしながら食べる情景です。)
番外…蓋開げ鮭のすし(鮭のすしは,各家庭で新巻鮭を使って作る飯鮨のこと。)。暮から,同居の叔母が作る鮭のすしを我が家でも食べています。
小舘善四郎さんはもう亡くなりましたが,青森ではレモンの画家として高名です。
それにしても,四季折々の酒の肴を短く的確に表現する技量に脱帽です。
間もなく小正月。小正月には「けの汁」です。色々な野菜を刻んだ具だくさん味噌汁?
カミさんは作れないと思う。
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