一時1.2mあった積雪ですが,80㎝台になりました。
それでも遠くにいる知人や親せきから雪の心配が寄せられていますが心配いりません。
我が家は,幹線道路に近く除雪が行き届いているので安心して生活できています。
さて,今年から無職になり,さしあたり,レコードラックから思い入れのあるクラシックのLPを引っ張り出して聞いていますが,今朝はカール・リヒターのバッハ・管弦楽組曲にしました。
カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ・管弦楽団 fl:オーレル・ニコレ ドイツ・アルヒーフ盤
これまでも何回か紹介しましたが,何といっても上品な三つ折りのジャケットが目を引きます。
このLPには組曲第2番と第3番が収められており,とりわけ私は第2番のとりこになりました。
フルート独奏と小編成の管弦楽の,いわばフルート協奏曲のような曲です。
ベルリンフィルの首席奏者であったニコレの余計な装飾を排除したソロが素晴らしい。
この録音を聞いて,いつしかこの曲のスタンダードはリヒター&ニコレ盤というふうに身に沁みついています。
評論家の中には,ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団をアマチュア集団と書いている方もいますが,ソリストは当代一流の方ばかりです。
また,カール・リヒターは,バッハが務めた聖トーマス教会のオルガニストとしてバッハ以来受け継がれてきたドイツ最高のオルガニストの地位に就いたばかりではなく,バッハがそうであったように同教会の合唱長にも就いたのです。
このLPはバッハの最高権威者の演奏として,私の敬愛・尊敬する名盤です。
郷山は、今日も霜化粧・寒い日が続きますが、風邪など召されぬ様に!!。