大学の共通試験(かつてはセンター試験?)の時期は雪が降るイメージがあります。息子のセンター試験の日も大雪でした。
受験生の将来を左右します。やれやれですね。
日曜の朝,マイルスのラウンド・アバウト・ミドナイトに針を落としました。
この演奏は,中学校の頃,油井正一氏のNHkのラジオで聞いていたので,LPを手にしたときには感激しました。
アップでサングラスをかけたマイルスの顔が配された薄紅のジャケットが印象的です。
マイルス・デイビスtp,ジョン・コルトレーンts,レッド・ガーランドp,ポール・チェンバースb,フィリー・ジョー・ジョーンズds
1955.10.26-1956.9.10米コロンビア録音
私の持っているLPは,モノラル録音を疑似ステレオ化したアメリカ輸入盤です。
マイルスがリヴァーサイドからコロンビアに移る最初期の録音で,マラソンセッションとして有名な録音と同時期のものです。
マイルスのミュート・トランペット(一部ミュートなしの曲あり)が圧倒的な人気を集めました。
私がこのLPでよく聞くのは,セロニアス・モンク作曲の表題曲「ラウンド・アバウト・ミドナイト」です。
若きジョン・コルトレーンのテナーサックスがうなりをあげて立ち上がります。この演奏だけでLPの価値があります。
私のラックにあるLPの中からインパクトのあるジャケットを取り出し針を落としています。
野外活動ができるまでの間,しばらく続けていきます。