今朝の1枚,「ダイナ・ワシントン・ウィズ・クリフォード・ブラウン」にしました。
写真家バート・スターンが撮った1958年のニューポートジャズ祭のノンフィクション映画「真夏の夜のジャズ」で,アニタ・オ・デイのスウィート・ジョージア・ブラウンの熱唱が語り継がれていますが,彼女のあとのダイナ・ワシントンのオール・オブ・ミーも素晴らしいものでした。
若くして亡くなったクリフォード・ブラウンが女性シンガーと共演したLPが3枚あります。
①ヘレン・メリル,②サラ・ヴォーン,③ダイナ・ワシントンとのものです。
先日,midoriさんと立ち寄ったジャズバーでサラ・ヴォーンをかけてもらったので,他の2枚を聞いていきたいと思います。
ダイナ・ワシントンvo, クリフォード・ブラウンtp,クラーク・テリーtp,メイナード・ファーガソンtp,ハロルド・ランドts,ジュニア・マンスp,マックス・ローチds 1954.8.14ロサンゼルス エマーシー録音(モノラル)
クリフォード・ブラウンを中心としたトランペット3本にテナーサックス,ジュニア・マンスの味わいのあるピアノなどジャムセッションにダイナ・ワシントンの歌が加わった迫力満点のライブ録音です。
メイナード・ファーガソンといえばハイ・ノートが売りですが,たっぷり聞かせてくれます。
エマーシーにはクリフォード・ブラウンとマックス・ローチがリーダーとなったLPが多数ありますが,日本盤ではクリフォード・ブラウン・コレクションとして出ていました。
米盤タイトルは「Dinah Jams」ですが,Dinah Washingtonでないのはなぜか,英語力のない私には理解できません。7回結婚したという彼女のそのうちの名の一つだったのか?それにしてもジャケット下の方にfeaturing Dinah Washingtonとあります。
ダイナ・ワシントンの圧倒的歌唱力とジャム・セッション・バンドが迫力満点です。
寒い折・風邪など召されぬ様、体調管理を万全に!!。