令和6年末をもって司法書士を終えましたが,最後の事業収入の申告になります。
私の令和6年の収入は,2つの公的年金,個人年金,事業収入,講師謝金でしたが,公務員退職後は税務署設置のパソコンで白色申告をしていました。
例年,この時期になると税務署が入居する合同庁舎の駐車場は大混雑です。
意を決して,国税庁の推奨するe-tax(電子申告)により自宅のパソコンで行うことにしました。
うまくいけば大渋滞に巻き込まれなくて済みます。
用意するものは,マイナンバーカード,上記収入の源泉徴収票,事業収入の一覧表(仕事の請求書の集計),経費の仕分帳,保険料の証明書,医療費の領収書などです。
国税庁のホームページからe-taxの入力フォームを呼び出し,上記の事項を項目ごとに入力していきます(ネットで作成動画がたくさん出ていますが私は面倒なので動画を参考にしませんでした。)。
試行錯誤の上,2時間ほどで完成,入力内容を点検して送信し終了です。結果,源泉徴収分が全額還付されることになりました。
オンラインなので書類の提出はいらないと思い込んでいましたが,そうではありませんでした。
源泉徴収票や保険料の証明書,医療費の領収書は提出不要ですが,事業収入の収支内訳書を提出しなければいけませんでした。
これには事業収入の合計額,経費の項目別内訳,自動車などの原価償却の計算などを記載するものですが,今回の電子申告のためあらかじめ準備していました。

かくして,収支内訳書を税務署宛郵送し,e-tax一件落着と相成りました。
来年からは事業収入がなくなるので収支内訳書を作成する必要はなくなり,経費の帳簿作成は不要になります。
e-taxによる確定申告は,ほんの15,6分でできるようになるかな?
今回は,国税庁の回し者みたいになりました。恐縮です。