2010年06月14日

東京日記…その3

朝から曇り,いよいよ梅雨到来か?関東は間もなくらしいが。

昨日夕方東京から帰ったが,青森は爽やかな気候だ。しかし,ぐずついた季節がやってくる。

昨日は,N響の定期演奏会について書いたが,芸術の旅2日目は「国立新美術館/オルセー美術館展」である。今回の上京の目的の一つ,期待していた。
「ポスト印象派」と銘打ってモネ,セザンヌ,ゴッホ,ゴーギャン,ルソー……,傑作絵画115点。
赤坂,六本木,青山地区トライアングルのサントリー美術館,森ビル美術館,そして国立新美術館である。
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新美術館は,金属とガラスでできている現代的な建造物である。
上野の国立西洋美術館は,中学校の修学旅行以来,何度となく訪れており慣れ親しんだ絵画や彫刻がたく
さんあるが,新美術館は,巨大である。
美術館では,今回見た「オルセー展」以外にも,陶芸家ルーシー・リー展,日本の書展など併行展示されている。
入場券購入も,入場も長蛇の列,込むのを見越して9時過ぎには着いたが。暑い日ざしの中長蛇の中で待つのは,これだけでも疲労困憊。

教科書やテレビで見たことのある名画を目の当たりにする。
写真と実物はこんなに違うものかというのが第一印象である。
今回の展示で印象を受けたのは,スーラと新印象主義と題するコーナーだった。スーラ,シニャックなど多数の絵画が占めている。

そのほか,ゴッホ,ゴーギャン,写真で見るのとは大違い,色彩が輝いている。

モネの「ロンドン国会議事堂,霧の中に差す陽光」「日傘の女」,ゴッホ「星降る夜」は特に素晴らしいと思った。
アンリ・ルソーの「蛇使いの女」,幻想的で引き込まれた。

ドニ,ボナール,モロー,ベルナールなど名前は聞いたことがあるが,見たことはなかった。

現在東京では,森ビルで「ボストン美術館展」,丸の内の三菱一号館でマネを中心とする「印象派展」が開催されており,名前に惹かれてオルセー展にした。

前日は,長年の夢「サンサーンス3番」,2日目はオルセー展,濃密な芸術を味わう旅行となった。

◎食
東京に着いた日は,宿泊予定の池袋のホテルで息子と会い,ホテル内の中国料理店で食事。
茶色に染めた毛髪をこざっぱりと短くした姿を現した。まあいいか。
岩手の食材を使ったメニュー,息子はこのような食事をしたことはないだろう。美味しいものばかりだが,最後の麻婆豆腐の辛さに閉口していた。お小遣いを少し!

夕食は,いつもの「つばめグリル」,暑かったのでワインではなくビールにした。いつ食べても美味しい。

朝食は,ホテルの豪華バイキング。朝たっぷり食べたのだが,昼になると腹がへる。帰りの新幹線まであと1時間半,大丸の「マイセン」でとんかつ定食。忙しい中,よく食べたものだ。その上,いつものとおり,スパークとチーズ。

◎その他
東京に行くとよく歩く。交通機関の乗り換え,東京駅で地下鉄に乗るとなると路線によっては,1キロ以上歩いているような気がする。
2日間東京にいると,何キロ歩いているのだろうか。
八重洲地下街で,スターバックスのポテトチップスを4袋。厚くて堅く,ビール・ウィスキーにぴったりである。
おすすめ!

青森に帰ると,次の日はぐったりしている。
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