2025年01月21日

はた善2025.1.20

1月20日大寒です。暦の上では一番寒い時期ですが,青森市はポカポカの+8℃,大雪のさ中ですが道路は乾いているところもあります。

大寒の中,仙台からmidoriさんがおいでになりました。
昨年11月初め以来ですから3か月ぶりでしょうか。

私が昨年末で仕事をやめたというので,midoriさんから慰労の品をいただきました。これから野山を歩き迷わないための強力なアイテムです。ありがとうございました。

いつもの通り,夜は会食,いつもの「はた善」にしました。
親方には「鍋は鮟鱇で」ということで連絡を入れておきました。

突き出しは,数の子,ワカサギの南蛮漬け,昆布巻き,煮ツブでした。

突き出し.JPG
煮ツブ.JPG


お刺身は,本鮪の中トロ,カンパチ,ソイ,アイナメの炙り,ヒラメ,ニシン
お正月直後ということもあり,親方から「田酒山廃仕込み」の竹筒の差し入れがあり,ビールと持参のワイン(マノワール・ド・ゲイ2015),料理とビール,田酒,赤ワインで少し華やかになりました。

お刺身と竹筒田酒.JPG
アノワール・ドゲイ’15.JPG

青森の寒い時期には鱈汁かアンコウ鍋ですが,今夜はアンコウ鍋です。今の時期,魚屋さんを覗くと鮟鱇が出ています。

アンコウ鍋.JPG

煮魚は,メバルの煮つけ,濃い目の味ですが,プロならではの味わいです。

メバルの煮付け.JPG

焼き物は,ブリの塩焼き,嶽キミ,八甲田牛のミニステーキでした。
嶽キミは食べ忘れました。

ブリ,嶽キミ,ミニステーキ.JPG

締めは,舞茸ご飯とシジミ汁,お漬物,おなか一杯になりました。
ワインと田酒にすっかり酔いました。

舞茸ご飯.JPG

店を出て,いつものとおり,足はジャズバー・ピアへ。
いつもそうですが,私たちがいくときは他に客は居ず,経営不安に思えます。

マスターの蘊蓄を聞き,オーディオ談義とレコードをかけて,名器パラゴンでジャズを聞きました。
そうこうしているうちに,お客さんが4,5人入ってきたので入れ替わりに退散しました。
夜が更けていました。










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2015年12月11日

カワハギ

木曜午後,かねてからの予約の売買登記を終え,夕方懇意にしているTさん,のり子さんと「はた善」で一献。
親方からお知らせがあり,カワハギが入ったとのことで集まることになった次第です。

そのカワハギです。
薄づくりの白い身,やや赤い縁側,湯引きした皮,たくさんの肝,絶品です。
肝醤油もよいけれど,肝を身に乗せて醤油をつけるのが私の好みです。
縁側もまたおいしい。

前後しますが,突出しは,親方手作りのイカ塩辛,キノコ,鮪のたたきの山掛け。
イカ塩辛は,家庭では出ない深い味わいです。

カワハギ.JPG
突出し (2).JPG

寒くなると,津軽では鮟鱇の本番です。「鮟鱇鍋」にしました。コラーゲンたっぷりの皮,鮟肝,真っ白な身はたまりません。

鮟鱇鍋.JPG

先週,親方から「田酒・辧慶」をごちそうになりましたが,今回また濃厚な辧慶をごちそうになりました。
そして,当夜は,「豊盃大寒仕込み純米大吟醸」「賀儀屋特別原酒」「田酒特別純米」,竹筒で何本飲んだか定かではありません。賀儀屋は愛媛の酒です。

豊盃.JPG賀儀屋.JPG

カワハギと鮟鱇に銘酒,饒舌になり,時間が過ぎていました。

店を出ると,冬にしては暖かく,しとしとと雨がこぼれていました。
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2015年12月06日

田酒・辧慶

青森市の道路も屋根も白くなりました。
冬到来,明年4月まで眺望山トレッキングもしばらくお預けとなります。3か月の間の運動をどうするか思案しています。クロカンスキーを検討しています。

ここ2,3日,雪交じりの強風に見舞われている青森ですが,そのような悪天候のなか,仕事の団体の忘年会が行われました。
帰りに,ひとり,なじみの「はた善」ののれんをくぐりました。
3,4か月ぶりか。暮れのおせち料理は「はた善」にしています。カミさんは味に惚れ込んでおり,かつ,自身で作らなくてもよい。
夫婦二人だけではもったいないですが,おいしいものははずせない。その予約をしに来たのです。

エビスの生に突出し,ヱビスもうまい。いつもの突出しもうまい。
親方から「田酒・辧慶」をごちそうになりました。
私は田酒の特別純米を愛用しています。さらっとして少し辛口,辧慶は,うまみと甘みが濃厚で田酒特別純米とは味わいが異なる酒です。

田酒弁慶.JPGはた善.JPG

現在の日本酒の主流は「山田錦」でしょう。
山田錦が登場する前は,酒米の主流は,山田錦の母の山田穂と辧慶だったようです。
戦後まったく顧みられなかった辧慶の種もみが,栽培されずにお蔵入りしていたのを全国の限られた造酒屋に酒米提供したものだそうです。

ネットでは,高価な値段がついていますが,貴重な酒をいただきました。
山田錦の母山田穂を使った酒としては,弘前市の豊盃酒造「豊盃純米大吟醸山田穂」が知られています。
酒のうんちくになってしまいましたが,近時の酒の好みによって山田錦が作られ,その結果,山田穂も辧慶も忘れ去られていたのでしたが,その先祖を味わうのもまた趣があります。

前後しますが,はた善訪問の前に,今年2回目の忘年会に出席したのでした。
アトラクションの津軽三味線演奏がなかなかのものでした。
料理の写真は撮りませんでしたが,津軽の吹雪に三味線の音,ベストマッチでした。

津軽三味線1.JPG津軽三味線2.JPG

土,日続けて悪天候,今冬は厳しいものになるのか?

トレッキングもできず,体がウズウズしています。
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