前回の「夜明けのjazz」は,ソニー・ロリンズのウェイ・アウト・ウェストでしたが,あの録音の良さが耳から離れず,今朝は同じコンテンポラリー・レーベルのアート・ペッパー/ミーツ・ザ・リズムセクションにしました。
アート・ペッパーas レッド・ガーランドp ポール・チェンバースb フィリー・ジョー・ジョーンズds 1957.1.19録音(コンテンポラリー)
プロデューサー:レスター・ケーニッヒ エンジニア:ロイ・デュナン
この録音は,麻薬中毒のため幾度となく演奏活動から離れたアート・ペッパーの最高傑作といわれているものです。
この日の録音も,アート・ペッパーにとっては最高の状態ではなかったようですが,いざセッションが始まると素晴らしい録音になったようです。どの曲をとっても名演です。
アート・ペッパーのアルトは言わずもがなですが,マイルスのリズムセクションが素晴らしい。
特にレッド・ガーランドのピアノは特筆すべきものです。
このLPは,オーディオ雑誌のシステムの試聴盤としても使われているとおり,古い録音ですがロイ・デュナンの録音は今でも輝かしい響きです。